リアルの価値
リモートワークが当たり前の世界になり、リアルのコミュニケーションの価値が変わってきているように感じます。
今まではリモートワークの需要はあっても供給が追いついていませんでした。インフラの整備やルール面もしかり。
それが強制的にリモートワークへ移行したことによって、強制的に供給されもはや需要を追い越してしまった。
逆にリアルの需要は減り、効率化の面では良い点が出てきていると思う。ただ、リアルの供給は大幅に落ち込み、需要の減少よりも更に低い水準になってしまっていないでしょうか(もはや0に限りなく近くなった)。
最近、徐々にリアルが供給されるようになったとはいえ、その供給量が適切なのか?を改めて考える必要がある気がします。
労働者は「リアルの需要はない」と思い始めており、リモートワークへの完全移行をしたいという話もよく聞きます。
一方、経営者は需要の落ち込みをコントロールする必要がある。
経営者の視点でリアルの需要が本当にないのかを改めて考え、仮に必要であるならば、需要を生み出す策を考え、リアルの場を供給していく必要があるでしょう。
ちなみに、個人としては、現状ではやはりリアルは一定量供給させるべきじゃないかと思います。例えば、人とすれ違ったときにふと思いつくアイデアやその場その場のディスカッションにはリモートにない価値があるのでは、とおもうからです。
ただ、あくまでそれは現状の働き方ををベースとしており、すべてリモートでもそういったインスピレーションを養う場があれば事足りる話なのかもしれない。
というか、ちょっと前に超久しぶりに友人と対面で飲みましたが、やっぱ人とリアルで話すのはすげー楽しいし、あったほうがいいと思ったのでした。
以上。